世界の働き方改革~ドイツ編~
皆様こんにちは。
最近寝不足な大山です。
なぜ寝不足なのか・・わかる人にはわかると思いますが、もちろんW杯の影響で、私と同じような境遇のかたも多いのではないでしょうか?
単純に各国のサッカーを見ているのも楽しいですし、その国の文化や歴史などを知れるのもW杯の大きな魅力のひとつですよね。例えばスイスVSセルビアの試合ではスイス選手のゴール後のパフォーマンスが政治的なメッセージがあるのではないかといった問題が発生し、それがコソボ紛争に端を発するものであったり、普段我々日本人が生活していて触れることのない事を改めて知ることが出来ました。
そこで今回は世界に目を向けようと思い、W杯出場国の働き方をご紹介したいと思います。
ドイツが負けてしまったのでドイツ編です。悲しい。。
「先進国の中でもっとも労働時間が短い国ドイツ」
ドイツといえば勤勉で日本人と気質が似ていると言われていますが、ドイツの年間平均労働時間は1,371時間、日本は1,791時間でおよそ348時間もの差があります。(https://www.globalnote.jp/post-14269.html)
日本もう少し多いのでは??という気もしますが、なぜこのように大きな差があるのでしょうか・・。
調べてみると長時間労働をさせないための法律や取り組みがいくつかありました。
ひとつは長時間労働をふせぐ法律で1日10時間を超えて働かせていることが判明した場合、事業監督局から最高1万5,000ユーロ(約180万円)の罰金が科される法律で、これは会社の場合もありますが個人(その上司)に対して科すこともあるようで、それは必死になって社員を帰しますよね。
また最近では「ワーキング・タイム・アカウント」(労働時間貯蓄口座)という制度も多くの企業が取り入れているようで、残業時間を口座のように貯めて、有給休暇などに振り替えることができたり、貯まった時間を相殺するため自由に遅出・早退ができる制度です。
とはいえ、じゃあ仕事が回らなくていいのかという課題が出てくるわけですが、ドイツの場合プロジェクトごとにタスクや進捗状況・担当者などが共有されていることで、お互いにカバーしあう事を可能としていて、
先ほどの法律や制度もそうですが、そもそもの業務の進め方が長時間労働させない&休みやすい(有給が取りやすい)状態を後押ししているなと感じることができますね。
営業中に多くの人事や経営者の方々とお会いさせていただきますが、日本も徐々にハタラクという意識は変わってきているのかなと実感していて、社員の健康を意識する会社が増えている印象です。ただ、はためではわからないことも多くあると思いますので、そういった際は是非ご相談ください。
自分も健康を意識して夜更かし控えようかなぁ・・・。やっぱりW杯中は難しそうです!