年を取ると、時間の流れが早く感じるという件について
新年あけましておめでとうございます。
本記事の執筆担当・桐生です。
2022年もはじまりましたが、皆さまの2021年はいかがでしたでしょうか?
私は、2021年がこれまでの人生でも最速で終わったような気がしてなりません。
時間は等しく流れ(物理学的には違うようですが)ているにも関わらず、です。
「時間の流れ×年齢」などと検索をしますと
まず出てくるのは、19世紀フランスの哲学者・ジャネーさんが提唱した「ジャネーの法則」です。
以下Wikipediaより。
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ジャネーの法則(ジャネーのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。
主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。
出典 ジャネーの法則 – Wikipedia
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というように、ジャネーさん曰く、年齢が高くなると時間の長さ(心理的長さ)を短く感じる、とのことですね。
また、この執筆をしようと思ったのは、少し違う解釈なのだと思いますが「あなたにもわかる相対性理論」という本を以前に読んで(相対性理論とか、少しは学んでおこうかなと…)、時間は絶対的なものではなく相対的なもの、というアインシュタイン先生の発見を目にして、時間って絶対じゃなかったのかー!と衝撃を受けたこともありました。
結果として、時間の感じ方って人それぞれだよね、となるのですが、年齢で時間を感じるスピードが違うというのは、子どものころは新しい発見や経験が毎日のようにあったことなんじゃないかと(皆様もそう思っていることか思いますが)思います。
年をとって、時間が短くなったと感じているときは、
「大人になって(大人なふりして)、世界が狭くなっていやしないかい?」
ということを自問していかねばと思います。
仕事はこなすもの、こなさなければならないものが山のようにありますが、こなすだけでは新しい発見は見つかりにくい。こなす+1歩、1アクションが必要なんだと思います。
1歩、1アクションはパワーがいる行為ではありますが、この短い人生を有意義にできるかどうかは、少しの違いかと思いますので、自分を律して2022年も生きようと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
桐生