『スーパー猫の日』に思うこと
みなさま、こんにちは。
プロバンクの(元)色黒コーディネーター、手倉森です。
この原稿を書いている本日、2022年2月22日でございます。毎年この日は『猫の日』と言われておりますが、なんでも今年の2月22日は「2が6つ並ぶ」ことから『スーパー猫の日』だそうな。これほどまでに「2」が並ぶのは、今年を逃すとこの先100年は訪れないのだとか。
猫ブームがもたらす経済効果は『ネコノミクス』などと称されますが、2022年のネコノミクス試算は、なんと約2兆円。
このなかには当然、猫を飼うために必要な飼育費用も含まれていますが(約9000億円)それを除いても、いかに猫様にお布施をしている人が多いかがわかりますね。ちなみに、プロ野球チームが優勝した際の経済効果は500億円ほどという試算があるそうです・・・おそるべし、猫。
コーヒーや輸入食品を扱う「カルディコーヒーファーム」では毎年、猫の日限定の商品が販売開始と共に売り切れになっていますし、猫の肉球を模したお菓子はあちらこちらで大人気ですし、もはや何でも猫を模しておけば売上が上がるのでは?なんて思ったりします。
そして、それをわかっていながら、ついつい手に取ってしまう我々は猫にじわじわと侵略されているのでは・・・などと妄想してみたり。
なぜ、猫はこれほどまでにヒトを惹きつけるのか?猫専門病院の獣医師さんが真面目に解説したネット記事があります。
なぜ猫はかわいいのか- 理由を獣医師がマジメに解説してみた
(https://news.mynavi.jp/article/20140225-a010/)
目が大きいからかわいく見える、肉球がかわいい、などなど様々な“かわいい”ポイントが挙げられていますが、注目すべきは「猫は人間を猫だと思っている(らしい)」ということ。
犬は人間に合わせた遊び方に変えてくれるけれど、猫は猫同士で遊ぶときと変わらないのだそう。
確かに、遊んでいると全力で猫パンチ/猫キックをお見舞いされますし、手足に爪痕を残されたことも数知れず。
もっとも、猫から見た我々人間は「狩りもできない、大きくてのっそりとした鈍い猫」なのかもしれませんね。
とはいえ、人間と暮らしている猫は野良猫よりも「声」を使ったコミュニケーションをとるようになるという説も。
これが事実なら、猫は人間を別の種類の生き物と認識していることになります。
実際のところ、猫がどう思っているのか?真相は神・・・いえ、猫のみぞ知る、ということでしょうか・・・