刹那のインパクトを狙え!
ようやく夏らしくなりました。
ちまたでも夏休みどうする?という言葉を聞くようになったのも頷けます。
もともと暑いのは苦手でしたが、湿気のすくない、カラッとした暑さは割りと好きになりました。
新型コロナウイルスの感染者数は増加の一途ですが、寒い時期よりは行動量も上がります。
季節、気温に依らず活動量は落としたくないですね。
さて、この7月には参議院選挙がありました。
「若者の選挙離れ」という言葉が取り上げられるようになって久しいところですが、投票権が満18歳以上に引き下がった事から、政党の中には若者に支持を訴える姿が目立った様に感じました。
若者をターゲットとしてる政党でも議席を獲得出来たところと、そうでないところ。。
話題には上っても議席獲得に至らなかった背景には何があるのかと、考えていました。
そんな時にとあるメディアの選挙特番、とある解説者?コメンテーター?が言っていたのは、
「もちろん公約内容や、政治団体としての活動歴にも差はあるのですが、(若者)有権者への訴えかけ方」が違うとのこと。
A党
演説ではあるものの、全体として切り取りやすいフレーズで構成されている。昨今ではTikTokのように、より短い時間で流される動画メディアで情報を見ている若者が多く、その中に入り込めたほうが若者の目に触れる機会が多くなり、刺さりやすくなる。
1分程度の動画であれば、たとえそんなに興味がなくてもつい見てしまう。
一度見ると関連動画として、関係する他の動画も「オススメ」に上がってくる。
より興味がもてたら、多少長尺のものでも見てしまうので、YouTubeなどの動画メディアに誘導される。
という仕組みの中にうまく入り込めており、若者に理解される機会が多かった。
B党
良い話をしていても話がずーっと続いていてどこで区切れているのかがわからない。「、」で繋がっていて「。」であるところがわかりにくい。
→途中で離脱してしまう。
質問したことに対しての答えではないことをいう。
→途中で離脱。
同じことを何回も繰り返し話していて、「もうわかったよ。それさっき聞いた」という気持ちになる。
→離脱。
まとめると
長文のラブレター(古っ)を書いて渡すよりも、フックはチャットで、そして繰り返し表現を変えて気持ちを伝えた方が、フレーズが積み重なって相手に刺さりやすい。
ということになるでしょうか。
なるほどな、若者でなくても最初っから長ーい話は聞いていても入ってこないですものね。
朝礼での校長先生の長い話なんて覚えていない。と一緒か。。
わたしたち人材ビジネスの業界でも、面接の時のアドバイスとして「受け答えは端的に」といいます。
音楽もイントロなしのものや、イントロを削除したものの試聴回数が多いといいますし、You Tubeの動画でも「切り抜き」や「まとめ」などの動画の方が上位表示されやすい感じに思えます。
また、格闘技だって1分1本勝負のものに人気が集中していたりします。昔はリングアナが「◯分間三本勝負~!青コーナー、、、赤コーナー、、、、!」とコールしていたんだよ!などという日が来るかもしれません。
どの様なシチュエーションでも長話は敬遠される傾向にあるのは明白。
相手に伝えたいと思うのであれば、特に若い世代に伝えたいと思うのであれば、短めのフレーズを意識した伝え方を工夫するのが良さそうです。
同じ話何回もしないように気をつけなくては。。。
少しでも心当たりがある方!お気をつけください。笑
それではみなさま、良い夏休みを。