捨てる・捨てたい・捨てたくない
皆さま、こんにちは。
プロバンクのお局コーディネーターこと岸波です。
大慌てでオフィス移転の準備をしています。
新オフィスのレイアウトや、移転にまつわる手続き、手配を進めてくれているメンバーには本当に頭が下がります。
それなのに片付けがぜんぜん進んでなくてごめんなさい。と、心の中で頭を下げて生きる毎日です。とりあえず、引き出しの中身は全部出しました。
しかし、捨てにくいものってありますよね。
今回、私のデスクから発掘されたもので言えば
過去10年分の手帳とか、
インクの詰め替えに失敗して使わなくなった印鑑
などがそれです。
「印鑑 捨て方」で検索したら、神社で供養する方法と印字面を削ってから廃棄する方法が出てきて、後者を選んだら朱色のインクがにじみ出る様がとってもホラーで肝が冷えました。もうやらないぞ。
手帳はおそらく溶解処分にするのですが、日記やアイデアメモとしても使っていたので忍びないことは忍びない。
物理的に破棄しなくてはならないのは分かっているけど、どうにかできないかな、と思った時に、家計簿から見た戦争、みたいなドキュメンタリー番組のことを思い出しました。
物価や消費の動向、配給の実態など「一般家庭の経済と戦争」をひもとくためのツールとして家計簿が研究されていて、「家庭用家計簿に経済研究の資料としての価値があるのか」と目からウロコだったのです。
同じように、日記や手帳のような個人のための用途のものを、広く社会に役立つツールとして活用できないか。
「気持ち的に捨てにくい」を解決するサービスや仕組みが作れないか。
移転のための片づけをきっかけに新規事業について頭をひねることにもなりました。
いや、その前に本当に片づけないといけないのですけど。ほんとに、、、もう。。
このコラムが皆さまの目に触れる頃には、きっと荷物も片付いて新しいオフィスで稼働できていることでしょう。
と、同時に新しいサービスがうまれるかも?!
皆さん、薄目で期待していてくださいね!