思い出の〇〇と収納問題
みなさま、こんにちは。コーディネーターの手倉森です。
気が付けば夕暮れのタイミングが少し遅くなったような、日中ならコートなしでも過ごせそうな・・・もしかして春?と感じる今日この頃。
そういえば、自宅近くの道端にはスミレが咲いていました。
これはもう春です(異論は認めます)。
新年を迎えたあの日、「今年は自室を片付けるぞ」と固く誓ったのですが、気付けば早くも読みかけの本は山積み。
おまけに過去に読んだ本も引っ張り出して読み始めたものですから、片付くどころか更に悲惨な状況に向かいつつあります。
流石に数年前の雑誌は、そろそろ保管したいページだけ切り取ってスキャンするなりスクラップするなりしなければ・・・と思ったところで、10年ほど前、母親からとある相談を受けたことを思い出しました。
その相談というのは
「あなたが小学校の図工で作った作品、処分してもいいかしら」
というもの。
・・・いや、小学校って何十年前だよ。
図工で作った鬼のお面って、当時すでにボロボロだったじゃん。
聞けば、小学校どころか幼稚園時代に作った工作(とも呼べないような代物)も、まだ保管してあるのだとか。
いや、そんなの捨てていいよ。
場所取るし。
なんなら、虫も湧くし。
そもそも当の本人が作ったことを忘れていたものなんて、黙って処分してもよさそうなものですが、親としては捨てるに捨てられずに数十年経った当時もまだクローゼットにしまい込まれていたのだそう。
“相談”と言いながらも、捨てたくないの!という気持ちがひしひしと伝わってきます。
これは極端な例かもしれません。
が、多少の差はあれど、“我が子の思い出をどうするか問題”は、どのご家庭でも起こりうることだよなと。
我が家は結局、写真に撮って本体は捨てることにしたのですが。
近い将来なら、メタバースうんちゃらで仮想空間に保存!とかできたりするのかなぁ。
そんなことができるようになれば、家庭の収納問題はだいぶ解決しそうだなぁ。
などと未来に思いを馳せておりました。
なお、妄想が終わった後も積み上がった本の高さは全く変わらなかったことをご報告いたします。
あぁ、この本たちはどこに置こうかしら・・・