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明るく楽しく働くためのIDEA-MAGAZINE

マネジメントに必要なこと

明けましておめでとうございます。
2024年、何か目標をたてていらっしゃいますでしょうか。

今年、弊社では一人一人が目標をたて、その目標達成に向かって計画を遂行中です。

個々人の目標達成は、その人が努力するのみですが、組織やチームでの目標達成となると、そう簡単にはいかないもの。
そこで、今回は「カッツの三能力」というテーマに触れたいと思います。

「カッツの三能力」とは
ハーバード大学のロバート・カッツ教授が提唱した【マネージャー能力】をテクニカル・スキル、ヒューマン・スキル、コンセプチュアル・スキルの三つにわけて整理した理論です。

【テクニカル・スキル】
プログラマーにとってのプラグラミングスキルなどで、管理職に属さないロワー・マネジメントで特に重視されます。
【ヒューマン・スキル】
コミュニケーション力や交渉力、調整力など、組織が協働して働くうえで不可欠な対人関係能力です。
どのマネジメント階層においても必要ですが、特に部門長などミドル・マネジメントに求められます。
【コンセプチュアル・スキル】
物事を公平に分析し本質を見極め、判断したり解決策を見出したりする能力です。
経営方針・戦略を査定し、その結果に対して責任をもつトップ・マネジメントには不可欠なスキルとされます。

カッツはマネジメントの階層が上がるにつれ、相対的にテクニカル・スキルの重要度が下がり、他の二つのスキルの重要度が高まるとしました。

ある目標をもって作られた組織、チームには牽引する役割を担うリーダー(管理者)がいます。
そのリーダーは自分が動いて仕事を終わらせるというよりも、進捗が遅れているメンバーがいたら、どうやってサポートしたらその遅れを取り戻すことができるのかを考えたり、それもともその遅れている分の業務を他のメンバーに分配する方がよりよいのかといった調整を図ったり、そもそも目標自体に無理があるのであれば、迷わずその目標を修正するという判断をする能力が必要になるということですね。

さて、みなさんが属しているチームには【コンセプチュアル・スキル】が高い方がいるかどうかを考えてみてください。
あなた自身がそれに当てはまるといことでしたら、問題ないと考えますが、誰もそれにあたる人がいないということでしたら、そのチームが抱えているプロジェクトは進まずに同じところをぐるぐる回っているだけになるかもしれません。ご用心!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
2024年、健康で楽しく活躍できるよう目標達成のために頑張りましょう!!

相原

text by Sachiko Aihara
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