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明るく楽しく働くためのIDEA-MAGAZINE

日本の夏、猛暑の夏

2024年、夏。

猛暑厳しい日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですか?
全国的に30℃超え、地域によっては35℃を超える場所もあり、これはいよいよ本格的に生命の危機なのでは?!と感じる今日この頃。
こんな気温で屋外に出るなんて正気の沙汰ではないわ!と思いつつも、屋外でお仕事してくださっている方のおかげで日々支障なく生活できていることも事実。
どうかみなさま、少しでもご安全にお過ごしいただけますよう。

さて、熱中症予防には水分補給!とよく言われますが…実は水分だけでは不十分ということ…ご存知でしたか?
『汗は体内の水分+ミネラル』なので、水分だけ補給していると血液中の塩分濃度が低くなって熱中症を引き起こしやすくなるのだとか。
先日「しっかり水分補給していたのに」熱中症になりかけた私は、まさにこのパターンだったようです(麦茶ばかり飲んでいて、塩分は全く摂っていなかったのです)。

あらためて調べてみましたら「意外と間違えて覚えていた!知らなかった!」という事実が、ちらりほらりと。
恥を忍んで、この場で公開させてください…!
(知ってたよ!という方は、無知なわたくしを笑ってください…とほほ)

◆意外と盲点?湿度が重要!
気温ばかりに気を取られがちですが、実は湿度も熱中症の原因のひとつ。気温28℃でも湿度が70%を超えると、熱中症のリスクが上がるそうです。
ご自宅には是非、温湿度計を!

◆水分補給は「こまめに」
喉が渇いた!と感じた時点で既に水分不足になっていることも。
おススメは「行動するついでに」水分補給をすること。
歯磨きの後、トイレから戻ったら、などなど普段の習慣とセットにすると忘れずに済みそうですね。

◆「水分補給にお茶はNG」ってホント?
お茶やコーヒーにはカフェインが入っているから水分補給には向かない。
と言われてきましたが、実は『軽度の脱水』であれば水分補給になるかもしれない、という研究結果もあるそうです。
すぐに飲めるものがお茶・コーヒーしかない!という場合は、何も飲まないよりも良いのかもしれません(今後の研究に期待したいところです)。
もちろん、普段飲み慣れていない方はカフェインの影響を受けやすいので注意が必要です。

◆体を冷やすには太い血管を狙おう
熱中症の疑いがあり、体を冷やさなくては!という場合は首/脇の下/足の付け根を重点的に冷やします。
太い血管が通っている部分を冷やすと、短時間で効果が出やすいのだとか。

レジャーやイベントの機会も増える夏。外出の際には飲み物を忘れずに、日傘や帽子など陽射しを遮るアイテムも活用しながら、みなさま安全にお出かけくださいね。
備えあれば憂いなし!

【参考】
・株式会社伊藤園 プレスリリース( https://www.itoen.co.jp/news/article/57391/
・NHK きょうの健康
・『熱中症の原因、症状、予防・対処法まとめ~応急処置が大切!』
https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/blog/bl/p92Kj48qlx/bp/pb03Yg6doL/
・ことしの夏、覚えておきたい!熱中症の予防策・応急処置
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pyW3pZZDKy/

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text by Mayumi Kishinami
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