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もし今、突発性難聴になったら!?

こんにちは!メリークリスマス!
今年も残り1週間となりましたが、皆様にとって2024年はどんな年でしたでしょうか?

私は変化が多い年でして、プライベートでは嬉しいことも悲しいこともあり、仕事についてはおかげさまで慌ただしい日々を過ごさせていただきました。

そんな影響なのかどうかわかりませんが、10月半ばころに突発性難聴という病気にかかってしまい、現在も治療中です。
私も病名など聞いたことはありましたがどういう症状なのかどうやって治療をするのかなどは当然知らず、今思うとこうした方が良かったなと思うこともあり今回何かの役に立てればと思い経験談を記したいと思います。

●突発性難聴になったらすぐにして欲しいこと
・聞こえ方や耳に違和感(耳鳴り・耳閉感など)を持ったらとにかく早く耳鼻科へ
※突発性難聴は聴力が固定されしまう1~2ヶ月の間に治療をしないといけません。
早ければ早いほど治る確率も高まるので、とにかく時間との勝負です。
※できれば突発性難聴に詳しいと謳っている耳鼻科へいきましょう!
※初めに行った病院に不安を感じたり、症状が改善されない場合は、すぐに大学病院への紹介状をもらうようにしましょう!

●突発性難聴とは
その名の通り突然耳の聞こえが悪くなる、耳鳴りめまいなどの症状がおこる病気です。
発症から1週間以内の適切な治療により40%が完治・50%が回復をしますが、適切な治療をしても10%の人が改善しないという病気で、対処が遅れるほど回復する確率が下がります。
※厚生労働省のサイトを下記記載させていただきます。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/sensory-organ/s-001.html

 

●発症から現在まで
10月半ば 耳鳴りや聞こえが悪いという自覚症状があったため自宅近くの耳鼻科を受診
当初「内耳性難聴」という診断を受け、リンパなどの流れをよくする薬を1週間服用するも症状悪化。
(この時が一番聞こえ方は悪い状態でした。)
10月後半 「突発性難聴」という診断を受けステロイド薬を2週間にかけて服用
11月半ば 最悪の時よりは聴力回復するも悪い状態が続き、自宅近くの病院では回復せずJ医大にて治療開始
11月半ば 再度ステロイド薬を2週間にわたり服用(1度目よりも量を増やす)
12月前半 ステロイド薬の服用終了。多少の改善がみられるものの完治しないためステロイド鼓室内注入療法を開始。(肌感覚ですが改善が見られる)
12月半ば~現在 ステロイド鼓室内注入療法の終了。高気圧酸素療法を開始(肌感覚ですがあまり改善は見られない)

●行った治療法
①ステロイド薬の服用
②ステロイド鼓室内注入療法(耳の中に直接ステロイド薬を注射する治療法)
③高気圧酸素療法
(耳の中にある「コルチ器」と呼ばれる器官へ酸素を送ることで回復を促す治療法。保険診療ですが1回1万円程度かかります・・・。)

●現在の状態
発症前の聴力が100だとすると、最悪な時は30、現在は60~70くらいという感じです。
私の場合右耳の聴力が落ちていて、特に低い音が聞き取りづらい状態です。1対1や静かな環境で話す分にはあまり問題はありませんが人が多いところなどだと相手の会話が聞き取れないことがある、という状態です。
現在も治療を継続していますが発症から2ヶ月以上経過しており、高気圧酸素療法や突発性難聴に関する論文や報告書などをいくつか読みましたが、発症から4週間以上経過すると改善することが少ないというデータも散見されるため、恐らくこのまま70の状態で付き合っていくのかな~とぼんやり考えております。
ただ私の場合4週間経過後のステロイド鼓室内注入療法で回復が見られたので、諦めずに治療をしていきましょう!

●総括
これまで記載をした通りこの突発性難聴は治療のスピードで治る確率が大幅に上下する病気となります。
私の場合いま考えると、初動となる自宅近くの病院での治療がスピード感や危機感に欠けていたように思います。
その受診した病院に対する話もありますが、自身も当時の忙しさなどを理由に判断を医者任せにしてしまったなと反省しています。

突発性難聴は誰でも発症する可能性がある病気です。
発症しないことが一番ですが、もし発症した時はこの記事を思い出して行動をしてくれたら幸いです。
また発症をしたことでこの記事にたどり着いた方がいるようでしたら回復の一助になれたらと思います。

以上今回はいつもとは違う趣となりますが、皆様年末年始や来年も健康にお過ごしください。
2024年もありがとうございました。

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