スペシャルコンテンツ

明るく楽しく働くためのIDEA-MAGAZINE

あなたのそれってカスハラかも!?

昨年末に記事を書きましたが既に3月ということに驚きですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

我々はこの間、社名変更や2月3月の繁忙期を迎えまして慌ただしい日々を送っていましたが、既存スタッフさんを中心に新たな企業への就業が決まったり、逆に期待にお応えできない企業様もあったりと反省と喜びの3ヶ月だったかと思います。

また4月からは新たな門出を迎える人や、社会的にも様々な変化がある時期かと思いますが、今回は実は身近な問題でもある「カスハラ」について書きたいと思います。

最近、街中でカスハラ防止を啓発するポスターを目にする機会、増えていませんか?
厚労省はカスタマーハラスメントを防止する法律を早ければ年内の施行を目指し動いていますが東京都では、来月に防止条例が施行されます。

新たにできる条例のため、定義に関するガイドラインもかなり詳細に記載がありますので気になる方は下記リンクより、是非ご覧ください。

「働く人」と「働く人が応対する人(顧客)」誰もが被害者にも加害者にもなり得る条例で簡単に一例を示すと、下記のような事項は要求内容の妥当性にかかわらずすべてカスハラ防止条例違反となる可能性があります。

 

カスハラ防止条例違反となり得る行為の一例

・威圧的言動(声を荒らげる、にらむ、話しながら物を叩く、話を遮る、揚げ足を取る)
・長時間執拗な𠮟責や自らの要求を繰り返す
・差別的、性的な発言
・暴力、脅迫、名誉を傷つける発言、容姿や服装に関する中傷、土下座の要求
・SNSへ名指しでの投稿や顔写真の投稿

 

もちろん「それはダメでしょう…」と感じるものがほとんどではありますが、日常の中で、威圧的だと思われるような話し方をしている人を目にされた機会はあるのではないでしょうか。

また、カスハラをしてしまう人の特徴としては、40代~60代の男性に多く、独自の正義感を持ちコミュニケーション能力や社会的地位の高い人という点があげられています。

加害者は自身の発散のためという人ももちろんいますが、自身が正しいという意識をもってカスハラに至る人も多いので、加害者にも被害者にもならないためにお互いの立場に立った行動や言動を、今一度考えることが大切です。

春は環境の変化で慣れないことが増えがちな季節ですので、色々なことに余裕をもって過ごしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

※カスタマー・ハラスメントの防止に関する指針(ガイドライン)
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/plan/kasuharashishin_slide0612.pdf

PAGE TOP