採用担当者はかく語りき
「スキルはあるんだけどねぇ…」
ある採用担当者の方からの一言。
「…」の後の言葉はご想像いただけますでしょうか?
最期まで言わなくても分かるよね?、と暗に示されている一言です。
多数の人事担当の方や部門責任者の方とお会いし、数々の採用に携わってきました。
その度に様々なドラマがあり、採用になるには採用になる理由、
不採用になるには不採用になる理由があります。
今回は、不採用になる理由に焦点を向けてみましょう。
・「やらされていた」「やってもらえなかった」が口癖
・質問に話しを被せてくる
・目を見て話さない
・上から目線で話す
・自己紹介が長すぎる
などなど。
意外と主観的な理由が多いのも事実です。
その中でも、1番多い不合格の理由はお分かりになりますでしょうか?
やる気が感じられなかった…
とても主観的ではありますが、実際に多い理由です。
やる気のなさ、をどこで感じているのか、幾つかのポイントがあります。
・質問がない、または1つ程度
・会社のHPすら見ていない
・無表情、または頷かない
・メモを取らない、そもそもペン持ってない
こういう点が見てとれた時点でかなりの確率で採用に至るのは厳しくなります。
自分(会社)に興味がないんだな、と感じたら誰しもシャッターを下ろします。
まずは、相手に興味を持つこと。
興味を持てば、疑問や質問が生まれ、知りたいという欲求が湧きます。
知りたいことがあれば、調べたり聞いたりすることで、
より相手(企業)のことが深く知れることになり
結果的には採用担当者にも好印象を与えることができるようになります。
例えば、人材紹介会社などを経由する場合は
営業担当に「どういう質問をすると好印象になりますか?」や
「企業に響くポイントはありますか?」などを積極的に聞くのも良いかと思います。
私がオススメしている質問は、
「(採用担当者の方に)何年ほどこの会社にいらっしゃるんですか?」、
「なぜ、この会社に転職されたんですか?」、
採用担当者の方に対する質問方法です。
対会社となると形式ばってしまうことも多いですが
対人に焦点をあててみると実際に働く人の本音が聞けたり、
自分との共通点が見つかったりと、印象づけもできるかと思います。
なかなか面接がうまくいかない方は、面接のテクニックよりも
求人企業や採用担当者に興味を持つように心がけてみてはいかがでしょうか?